
ブルペンで投げ込む杉内 巨人・杉内俊哉投手(36)が16日、秋季宮崎キャンプ(18日まで・宮崎県総合運動公園)で最多83球の投げ込みを行い、復活を猛アピールした。高橋監督や老川祥一オーナー(75)の御前で「直球の威力が戻っている」と手応えを口にするほどの気迫の投球だった。指揮官は、来春キャンプの1軍スタートにGOサインを出した。 張りつめた空気が心地よかった。ブルペンのマウンドに立つ杉内の視線の先では、由伸監督と、キャンプ視察に訪れた老川オーナーが目を光らせていた。ボールを握る左手に、思わず力がこもる。30球…40球…50球…。60球目からは左打席...